わたしのあした~発達障害とともに生きる 私とアン

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私とアン

皆さま、おはようございます。
今日は発達障害とは少し離れて、
私の人生における腹心の友が、
実在の人物ではなくてもいいと言われたら
間違いなく、彼女の名前を挙げるでしょう。

その人の名は、アン・シャーリー。

ご存知の人も多いかと思いますが、
『赤毛のアン』の主人公です。

私が初めて彼女と出会ったのは、12歳のときでした。

母から買ってもらったその本を
私はさして興味があるというふうでもなく
ページを開いて読み始めた途端、
主人公・アンに強く惹かれました。
そして、あっという間に彼女の虜になりました。

印象深いのは、
始めてアンが、リンド婦人に会う場面です。

原作をご存知なら、説明がなくても
おわかりかと思いますが、
孤児院から子どもをひきとるという、
マリラ兄妹の考えをよく思わないリンド婦人から、
アンは散々な言葉を浴びさせられます。

「この子はなんてまあ、きりょうがわるいんだこと。」

立腹したアンは、激しい怒りをリンド婦人にぶつけます。

「あんたなんか大嫌いだわ!」

私は、当時クラスのみんなから
『おこりんぼう』と呼ばれていましたから、
アンのこの見事な?怒りっぷりに
たいへん共感を覚えたのでした。

私は、アンが大好きになりました。

名作の主人公の多くは、
いわゆる模範的な子どもが多い中で、
赤毛のアンの主人公・アンシャーリーは、
お喋りが過ぎて、
怒って、泣いて、大袈裟に喜びを言葉にします。

それが、当時の私に新鮮な感動を与えてくれたのです。

そして、『おこりんぼう』の私は、
いつもそれを否定されていましたから、
こうやって怒るようなことがあっても
いいんだよと言われたみたいで、
それが何より、嬉しかったのです。

私は、このとき
アンから大きな喜びと安心感という
最高のプレゼントをもらったのです。

その後、成長したアンは激しく怒ることは
なくなりました。

利発な少女だったアンは、クイーン学院に進学し
エイブリー奨学金を授与され、
大学進学の道がひらかれました。

ところが、マシュウの死で、運命は一転し、
アンはグリーンゲイブルズに残る決意をします。

それが、

「曲がり角をまがったさきに、なにがあるかはわからないの。
でも、それはきっといいことにちがいないと思うの。
それにはまた それのすてきによいところがあると思うわ。
その道がどんなふうにのびているかわからないけれど、
(中略)
どんな新しい美しさや曲がり角や、
丘や谷が、そのさきにあるのか、
それはわからないの。」

今までずっと自分を支え、温かく見守り、
親の代わりとして自分を育ててくれたマリラに、
敬愛と、優しさに気持ちに満ち溢れた言葉で、
アンはマリラを慰めるのです。

お喋りで、喜怒哀楽が激しく、
空想好きだった少女が大人へと成長していく姿が
生き生きと、優しさと生命力満ち溢れる言葉で
描かれたこの作品は、今も私の本棚にあります。

私は残念ながら、アンのような素敵な女性に
なれなかったし、今もなれていないし、
これからもなれそうにないけれど、
それでも、私は、アン・シャーリーという女性を、
生涯の腹心の友だと、改めて思うのです。

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