わたしのあした~発達障害とともに生きる 思い出がいっぱい

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思い出がいっぱい

主治医が紹介してくださった医療センターは、
ちょっと大袈裟だけど、まるで、トトロの森みたいなところにあった。

森を抜けるように、玄関を入り受付に紹介状を出してから、まずはソーシャルワーカーさんとの面談。
それが終わってから、診察になる。
持参したのは、紹介状と、私の生育暦を簡単にまとめたもの。

診察では、子どもの頃のことを尋ねられた。言葉の発達の様子や、友だちとごっこ遊びをしていたか、などなど。
私は記憶の中をたどって、答えられることはしっかり答えた。
診察時間は、だいたい1時間。

私の一番古い記憶は多分2歳くらいだと思う。
ちょうど、妹が生まれた頃。

古い平屋の自宅の庭には、柿の木と、きんもくせいの木が植えられていた。
陽だまりの縁側。私のお気に入りだった、赤い椅子。
どれも、はっきり思い出すことができる。まるで、写真を見るかのように。

妹が生まれた頃は、まるで母を取られたというか、母が自分を嫌いになったかのように
感じていた。

お気に入りの椅子を妹に取られて、妹をたたいたこと、そして、母にひどく怒られて
外に放り出されて、怖くて泣いたこと。

七五三の晴れ着は、普段の服と全く違うことに強い抵抗を感じたこと。
こんなもの着たら、私じゃなくなってしまうような、強い不安感をおぼえた。
でも、両親はそんな私の気持ちを無視して、どうにか七五三の晴れ着を着せて、写真を撮ってくれた。

そんなことをいろいろ話していたら、記憶の奥底に眠っていた記憶が、ぽろぽろ蘇ってきた。

診察を終え、また森を抜けて駅に向かい、一時間に一本の電車を待ちながら。

私の人生って結構面白いじゃない?小冊子みたいにまとめたら面白いかもよ?
思い切って電子書籍にでもしてみるかなあ?

そんな妄想をしながら、一人、心の中でニヤニヤしていた。


電車が来るまで、まだ、30分以上あった。

トトロにあえるのは、子どもの時だけなんだよね。

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