わたしのあした~発達障害とともに生きる 『虚栄の果て』

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『虚栄の果て』

『赤毛のアン(モンゴメリ著・村岡花子訳)』のアンは、赤毛がコンプレックスで、それを黒く染めようと毛染めを行商人から買い、結果、赤毛よりもひどい緑色に染めてしまいます。

このエピソードの章につけられたタイトルが、『虚栄の果て』です。(原文を読んでいないので、原文の章題がどうつけられているのかは興味深いですが。)

それと同じようなことを、仕事でやってしまいました。

不器用なくせに、器用で早い人と肩を並べたくて、自分の評価を上げたくて。

見栄を張ろうとして、その結果、見事大失敗してしまいました。

どうにもこうにも、これは謝るしかないと思い、ひたすら指導員さんに平謝りしました。

そして、やっぱり自分は自分の持ち味を生かしてやっていくしかない、と悟ったのです。

アンは、赤毛をひどい色に染めて、いかに自分が愚かであったことを知り、心から恥ずかしいと思ったのでしょう、泣きながら、「お願い、マリラ、私を見ないで」と言いました。

以後、アンは赤毛に対してコンプレックスを持たなくなりました。

これは、本当に見事な成長で、私がこの物語で一番好きで、印象深い章になっています。

かくいう私は、何度失敗しても、それを誤魔化そうとして墓穴を掘っているので、なかなか現実では、アンのようにきっぱりと、虚栄を捨てることが難しいようです。

でも、今回の失敗は、かなり懲りたので、完全に捨て去ることはできないけど、ちょっとだけそれを捨てられそうです。

ありのままの自分を受け入れるのは、時に虚栄との戦いでもあります。

きれいになりたいと、高価な化粧品を買って、以前より肌をひどくしてしまったというのも同じことで、商品そのものも確かに問題だけれども、一番根底にあるのが、きれいになりたい、という誰にでもある虚栄の果て、ということなのかもしれません。

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